私が三大固定費について深く考えずに済んだわけ

普通のサラリーマンが金融資産1億円を作れた3つの要因(3)」でも少し触れましたが、私は生活費のうち、いわゆる三大固定費と言われる住宅・車・保険について深く考えずに済んできました。そしてこのことが結果的に、資産形成にも繋がりました。

住宅

私は住宅については非常に恵まれていました。今働いている会社に入社して以降、今に至るまで会社の寮と社宅にしか住んでいないため、住宅費の自己負担額は5万円/月以下で済んでいます。同僚には社宅に住みながら、「家賃を払うのはもったいない」といって家を購入する人もいましたが、私は結婚し、子供が生まれた後も社宅に住み続けました。

首都圏で家族3人で暮らす場合、エリアにもよりますが家賃15万円/月程度はかかります。私は会社の社宅を活用できたため、実質的に約10万円/月程度の給与を上乗せ支給されていたようなものです。このことが資産形成に寄与したことは、言うまでもありません(ただ、ここ何年かの住宅価格の値上がりを見ると、結果的には買っていた人の方も不利にはならなかったようです)。

今後セミリタイアした場合には社宅には住めなくなるため、会社員でいるうちに有利な条件で住宅ローンを組み、自宅を購入することを検討しています。有利な条件でローンが組める、クレジットカードが作れるというのは会社員の特権ですね。

もし就職や転職を検討されている方がいれば、福利厚生についてもチェックしておくことをお勧めします。福利厚生に手厚い会社に潜り込み、長く過ごすことができれば経済的自由が近づく可能性が高いです。

車については「持たない」というのが一番の節約策です。公共交通機関が発達している地域に住んでいるのなら、普段は自転車と公共交通機関を使い、車が必要な時はレンタカーやカーシェア、タクシーなどを利用すれば支出を最小限に抑えられます。

ただ、私自身は根がケチなこともあり、どうしてもタクシーの利用には躊躇してしまいます。妻には「車は持たず、必要な都度タクシーを使った方が安上がり」と言って車の購入見送りを納得してもらいました。

しかしいざタクシーが必要な場面になると、私が「バスでもいいんじゃ・・・」とか「歩けない距離では・・・」などと言ってしまうので、妻には「話が違う!」とあきれられています。。

ただ、妻も車が欲しいというよりは車で出かけて楽しみたいというのが本音のようなので、レンタカーやカーシェアでのお出かけ、夏暑い時や天気が悪い時のタクシー利用などは積極的にやっていこうと思っています。

なお、私はランニングが趣味ということもあり、徒歩も主要な交通手段の一つです。

保険

保険については、節税目的で2種類の保険にのみ加入しています。いずれも2011年以前に加入した「旧保険」で、それぞれ「一般生命保険料控除」、「個人年金保険料控除」の対象になっており、控除が満額取れるよう、年間10万円程度の保険料を支払っています。

ネット界隈では、保険を資産形成に使うことはあまりお勧めされておらず、「情弱」とまで言われることがあります。保険料控除で得られる利益が単利であること、保険自体のコストで得られる収益が目減りすることがその理由です。

そのことは私も理解しており、もし若い人に資産運用目的での保険活用について相談されたら、「インデックス投資に回した方がよい」とアドバイスするでしょう。私自身は資産運用のステージが積極的に資産を増やすよりも、安定性の方を重視する段階に移りつつあること、ほかの元本保証の商品と比べると利回りが圧倒的に良いことから、この2つの保険は当面解約せずにそのまま残すつもりです。

なお、医療保険や掛け捨てタイプの生命保険には一切加入していません。20代の頃には保険の営業担当者から「自分の葬式代くらい自分で出せるように」と言われて最小限の生命保険に加入していた時期もありました。ただ、当時独身だったこともあり「葬式代くらいの蓄えは既にある」、「自分が死んでも金銭的に困る人はいない」と判断し、1年ほどで解約しました。結婚し、子供ができた後も、それなりの貯蓄があったため生命保険に加入することはありませんでした。

幸いこれまで大きなケガ、病気をすることもありませんでした。今後はがんのリスクなども意識する必要はありますが、保険よりも「普段の健康維持」と「定期的な検診受診」を心がけていくつもりです。

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